無職になってから酒の量が増えている。日々の無気力さが身体にまとわりつき、夜が来るとどうしようもなく杯を重ねてしまう。
新しく決まったのは、低収入の非正規の仕事。
安定なんて望めないし、将来への展望も見えない。手元に残るわずかな収入で最低限の生活を維持するだけの日々が、この先ずっと続いていくのだと思うと、何ともいえない閉塞感が心を締めつける。
選択肢は他にあったかもしれないが、自分にはそれを掴む余力も、手にする勇気もなかった。結局、どこへも行き着かないルートを、自分で選んでしまっただけだ。
これまでだって「まともな社会のレール」に乗っていたとは言えない。
それでも、正社員という肩書きがかろうじて自分を支えてくれていたと思う。
正社員の道を捨てた今、その拠り所すらない。
年収200万円台、手取りにすると14万くらいだろう。
家賃と光熱費、生活費を引くと、手元に残るのはほんのわずか。
自分には何のために働いているのか、その答えすら見出せないね。
40代を迎え、体力も衰え、気力も次第に薄れていったとき、今と同じような精神状況を保っていられるのだろうか。
50代になると、身体の衰えはさらに顕著になり、病院に通う頻度が増える。
60代、とうとう定年を迎え、退職金のわずかな金額を見て、さらに絶望する。
年金は微々たるもの。生活保護を申請しようかと考えつつも、社会から「迷惑な存在」と見なされる気がしてためらう。
やがて70代になり、ほとんど外にも出なくなる。病気は進行し、自力で動くのも億劫になってくるだろう。
そして、最後の瞬間に誰もそばにいない。看取られることもなく、別れの言葉をかけてくれる人もいない。「自分は何のために生きてきたのだろう」——そんな問いがふと脳裏をかすめるが、その答えもないまま、薄暗い部屋の中で意識が遠のいていく。そして気づかれることなく、ただひっそりと静かに幕が下ろされる。
酒の勢いに任せて胸の奥にある不安を書き連ねてみた。
実際のところ、そこまで重く考えてるわけじゃない。
どこかで「まあ、なんとかなるだろう」って楽観的な気持ちも確かにある。
日本にいる限り、最悪生活保護だってあるんだから、生き延びる手段はいくらでもある。そんな風に思う自分がいて、いつも心が行ったり来たりしている。
こんなふうに、酒に頼りながら気まぐれに希望と絶望を行き来する毎日を続けている。
ヤマもオチもない話で申し訳ないです。。。
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